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舌下免疫療法



《お知らせ》
現在(2024年7月)、シダキュア2000JAU(初期量)が限定出荷となっています。スギ花粉の飛散が落ち着く時期ですが、入荷次第の初回開始案内となっています。ご迷惑おかけしますが、宜しくお願いします。

お子様のアレルギー症状でお困りではありませんか?

当院では、『スギ花粉症』と『ダニ(ハウスダスト)』の舌下免疫療法をおこなっています。近年花粉症が低年齢化しており、3歳頃で花粉症を発症する方もいます。長い人生、毎年症状に悩まされ、薬を飲み続けることを考えると、減感作療法で症状が軽くなり抗アレルギー剤の服用期間が減ると楽になると思います。

下記で詳しい内容を案内させて頂いておりますのでご覧ください。

 

舌下免疫療法とは?

舌下免疫療法とは、アレルギーの原因であるアレルゲンを少量ずつ舌の下へ毎日内服することで、からだをならし、症状を和らげ、根本的な体質改善が期待できる治療法です。医療機関へ通院して皮下にアレルゲンを注射する皮下免疫療法とは違い、痛みを伴わず、自宅でできます。対象は、スギ花粉症、ダニアレルギー性鼻炎の確定診断された方です。開始年齢は、舌下治療となるため舌の下に薬を1分間保持し、その後飲み込むことができるかですすめています。また、1日1回の服用を毎日続けることができる事も重要です。スギ花粉症とダニアレルギー性鼻炎、両方ある場合は併用しての治療も可能です。
治療開始時期は、ダニアレルギーはいつでも開始することができますが、スギ花粉症はスギ花粉の飛散時期には開始することができないため、飛散が落ち着く毎年5月末ごろから治療を開始しています。


服用期間

服用開始1週間は、アレルゲンの少ない初期量を開始し、2週間目以降は維持量を服用します。
治療期間は3~5年です。効果が十分にでてきている場合は一旦治療を終了し、また症状が出てきた場合、再開します。

効果

治療を開始すると、1年目から徐々に症状の改善が感じられ、3年目になると症状がほぼなくなり、今まで飲んでいた抗アレルギー薬がいらなくなるくらいに改善します。すべての方に同じように効果がでるとは限らないので、どのくらい効果がでるかは、やってみないとわかりません。また効果が一生続くものではなく、7年以上たつと再び症状がでてくる可能性があります。その場合、再度治療を行うと、また改善します。 

副作用について

●主な副作用
 ・舌が腫れる、痛い
 ・唇が腫れる
 ・耳がかゆい  など

◎重大な副作用
 ・ショック
 ・アナフィラキシー

舌下療法開始までの流れ