おひさま 第99号~ こどもとメディア/こどものスキンケア ~
おくむら先生のお話【こどもとメディア】
ずっと気になっていることがあります。電車やバスにのった時の隣の親子。親はずっと無言でスマホをいじっている。こどもが色々話しかけても無視。そのうちこどもが怒り出す。外食に行った時のとなりのテーブル。家族で来ているのに両親はずっと無言でスマホをいじっている。こどもが話かけても無視、そのうちこどもはあきらめて、一人で遊び出す。別の親子。子供にもスマホをもたせ、こどもはずっとスマホをいじっている。食事がきても、食べることなく、ずっとみている。ついに親が怒り出す。食べないの!!スマホみるのやめなさい!! いやいや、ずっとスマホをいじっていたのは親でしょ、そもそもこどもにスマホ渡して、ほかっておいたのは親でしょ、と思ったりします。子育ては大変。スマホを持たせれば静かになるから渡してしまうのもわからなくはないけど、後のこと考えたことありますか。親自身スマホが手放せなくなって、こどもとのコミュニケーションが減っているうえに、小さい頃から際限なく与えられたら、どうなると思いますか?スマホに限らず、メディアの利用全般も含めると色々な問題があります。
日本小児科医会は「スマホに子守をさせないで」というスローガンをあげています。育児中のぐずり、泣くことに対して、スマホでごまかすのではなく、なだめる、話しかける、おっぱいをあげる、スキンシップをとるなどの親子の関係を重要視することが大切だとしています。スマホに子守りをさせると親子のコミュニケーションが減り、愛着の形成が妨げられるのではないかという危惧があるからです。
またこどもが成長するにつれ、様々な問題がおこる可能性があります。
ネット依存(ゲーム依存も含め)、ネット被害(個人情報の流出、不正請求など)、SNS等のトラブル(言葉の行き違い、冗談の書き込みから誤解が生じ、友人関係の悪化、いじめ)、見知らぬ人との出会い(これによる性被害などの事件も・・・)学力との関係では、メディア接触時間が長いほど学力が低いという結果がでています。小さなお子さんに対するメディアについては、一般的な話として、親子で楽しく利用することが必要であるという見解が一般的です。とにかく、一人で操作させず、親が一緒にいてコミュニケーションをとりながら利用しましょう。さらに子供が成長してきたら、しっかりルールを決めて利用するようにしましょう。1日2時間まで、20時以降はダメなど。またフィルタリングを利用して、有害なアプリをブロックし、トラブルに巻き込まれないようにしましょう。
こどもとメディアは最初が肝心。うまく利用し、こどものコミュニケーション能力の低下、愛着障害、生活習慣の乱れ、ネット依存、ネットいじめ、犯罪の被害者や加害者になってしまう事を予防しましょう。
日本小児科医会は「スマホに子守をさせないで」というスローガンをあげています。育児中のぐずり、泣くことに対して、スマホでごまかすのではなく、なだめる、話しかける、おっぱいをあげる、スキンシップをとるなどの親子の関係を重要視することが大切だとしています。スマホに子守りをさせると親子のコミュニケーションが減り、愛着の形成が妨げられるのではないかという危惧があるからです。
またこどもが成長するにつれ、様々な問題がおこる可能性があります。
ネット依存(ゲーム依存も含め)、ネット被害(個人情報の流出、不正請求など)、SNS等のトラブル(言葉の行き違い、冗談の書き込みから誤解が生じ、友人関係の悪化、いじめ)、見知らぬ人との出会い(これによる性被害などの事件も・・・)学力との関係では、メディア接触時間が長いほど学力が低いという結果がでています。小さなお子さんに対するメディアについては、一般的な話として、親子で楽しく利用することが必要であるという見解が一般的です。とにかく、一人で操作させず、親が一緒にいてコミュニケーションをとりながら利用しましょう。さらに子供が成長してきたら、しっかりルールを決めて利用するようにしましょう。1日2時間まで、20時以降はダメなど。またフィルタリングを利用して、有害なアプリをブロックし、トラブルに巻き込まれないようにしましょう。
こどもとメディアは最初が肝心。うまく利用し、こどものコミュニケーション能力の低下、愛着障害、生活習慣の乱れ、ネット依存、ネットいじめ、犯罪の被害者や加害者になってしまう事を予防しましょう。
スタッフコラム【こどものスキンケア】
1日の中での寒暖差はまだありますが、寒さが少しずつ増して乾燥する季節になりました。子どもの肌は大人と比べて皮脂を分泌する機能が未熟で、特に皮脂分泌の少ない乳幼児の肌は、乾燥や刺激に弱いことが特徴です。乾燥や刺激に負けない、バリアの整った健やかな肌を保つためには日々のスキンケアを行うことがとても大切です。
スキンケアの基本は洗う&保湿
★洗い方のポイント
保湿剤を塗ることに重きを置きがちですが、その前の洗うことも同じくらい大切です。汗や汚れなどをしっかりと落として、皮膚トラブルの悪化要因を取り除きましょう!
ゴシゴシ擦らず優しく手のひらで洗います。肘やひざ、首のしわや脇の下などくびれた部分は汚れがたまりやすく、洗いにくいところでもあるのでしっかり伸ばして洗いましょう。また、よく泡立てたふわふわの泡で洗うことで汚れの吸引力がUPします。泡立てネットを使ったり、泡で出てくるタイプを選ぶのがおすすめです。
洗浄液のすすぎ残しがないようにしっかりと洗い流し、柔らかいタオルでそっと拭いてあげてください。洗う時と同様くびれやシワの中の水分は残りやすいので、ふき忘れがないように気をつけましょう。
保湿剤を塗ることに重きを置きがちですが、その前の洗うことも同じくらい大切です。汗や汚れなどをしっかりと落として、皮膚トラブルの悪化要因を取り除きましょう!
ゴシゴシ擦らず優しく手のひらで洗います。肘やひざ、首のしわや脇の下などくびれた部分は汚れがたまりやすく、洗いにくいところでもあるのでしっかり伸ばして洗いましょう。また、よく泡立てたふわふわの泡で洗うことで汚れの吸引力がUPします。泡立てネットを使ったり、泡で出てくるタイプを選ぶのがおすすめです。
洗浄液のすすぎ残しがないようにしっかりと洗い流し、柔らかいタオルでそっと拭いてあげてください。洗う時と同様くびれやシワの中の水分は残りやすいので、ふき忘れがないように気をつけましょう。
★保湿のポイント
入浴後の清潔な状態の肌が最も保湿するのに適したタイミングといわれています。入浴後は肌の汚れと同時に、必要な皮脂やうるおいを保つ成分も洗い流され、肌が乾燥しやすくなってしまいます。
チューブタイプの軟膏やクリームは人差し指の第一関節まで、ローションタイプは1円玉くらい、ビンに入っているものは人差し指の第一関節ですくえる量を出したら、大人の両手のひらの面積分塗れます。塗りたいところに保湿剤を何カ所か置いて、手のひらをすべらせるように塗り広げていき、塗ったところがテカテカになるくらいがちょうどいい量です。
入浴後の清潔な状態の肌が最も保湿するのに適したタイミングといわれています。入浴後は肌の汚れと同時に、必要な皮脂やうるおいを保つ成分も洗い流され、肌が乾燥しやすくなってしまいます。
チューブタイプの軟膏やクリームは人差し指の第一関節まで、ローションタイプは1円玉くらい、ビンに入っているものは人差し指の第一関節ですくえる量を出したら、大人の両手のひらの面積分塗れます。塗りたいところに保湿剤を何カ所か置いて、手のひらをすべらせるように塗り広げていき、塗ったところがテカテカになるくらいがちょうどいい量です。
毎日スキンケアを続けるのは大変かもしれません。ですが、スキンケアをすることはこどもたちの肌とママ、パパの肌が触れ合う貴重な時間です。お子さんにやさしく話しかけてスキンシップをはかりながら、スキンケアをしてあげて乾燥しらずのプルプルなお肌でお子さんたちが過ごせるようにしてあげましょう。